性教協障害児サークルHP
人間と性教育研究協議会障害児サークル ”障害”のある人々(障がい児・者)は従来、性的存在と考えられていませんでした。
 しかし、人間が性的存在である限り”障害”のある人々も性的存在であることは当然です。
 ”障害”のある人々の性を人権・共生の視点で考えようと「性教協障がい児サークル」は1996年3月、”人間と性” 教育研究協議会(略称性教協)51番目のサークルとして誕生しました。
 私達は、障がい児・者の健やかな発達と幸せな人生を願う多くの父母、教師、職員そして障がい者本人たちとともに実践と研究を重ねて、今年10年目を迎えております。今、ますます障がい児・者の性について関心が高まっております。
 より多くの人に”障害”のある人々のセクシュアリティを考えていただく場になることを期待して、活動紹介、入会のお誘いをいたします。

サークル近況


2008年 6月 21日 [土曜日]
だいぶ前の話になりますが、5月4・5日に幕張で開かれた「9条世界会議」の様子をお知らせします。
4日の全体会には、こんなにたくさんの人が、とびっくりするほどの人たちが長蛇の列をなしていました。なんと13000人もの方が詰めかけたそうです。8000人収容の会場は1時半の開演前にみるみる埋まり、外では急遽3000人の集会がもたれました。
会場では世界各国の方々の熱い話が続きましたが、軍隊を持たない國コスタリカでは「空軍はいらない、空には鳥が飛べばよい。陸軍はいらない、陸にはありが歩けばよい。海軍はいらない、海には魚が泳げばよい。」という言葉が国民の合い言葉になっているそうです。とても分かりやすく印象的な言葉です。
「世界の全ての國の軍事費を合わせた以上の軍事力を持つアメリカが、バグダットという中都市の平和も守れないというなら、今や軍事力で世界の平和は守れないということは明々白々である。」という話も納得です。誰でも知っているイソップ物語の「北風と太陽」の話しが思い出されます。
 5日は午前中は世界各国の「9条の会」の交流分科会に参加し、午後はシネマの分科会で7本の映画を見ました。映像の世界で戦争を実感しようと思ったからです。クラスター爆弾や劣化ウラン弾の残虐性に心が痛みました。よく言う「平和のための戦争」ということばは偽り。軍事を操る軍事産業、この儲け追求が戦争を拡大し人を殺すことを実感しました。(N)

2008年 5月 27日 [火曜日]
サークル会員”あねご”さんのブログがスタートしました。
その名も「あねごnoめんたるぶらんこ」。
ぜひ一度お立ち寄り下さい。
コメントも残していただければ幸いです。
ブログのURLは

http://shogaiji.seikyokyo.org/blog

ブログへは左メニュー最下段のリンクからも行けます。

(管)

2008年 4月 21日 [月曜日]
 もう4月も半ばを過ぎました。桜前線もだいぶ北上していき、東京は八重桜が満開。ハナミズキ、ツツジも咲き出しました。庭にはパンジー、フリージァ、チューリップ、桜草などが咲き、どこの家も華やかです。
 皆さんは新年度を迎え、学校も家庭も少し緊張気味のことと思います。
 この春休み、小学生の子どものお母さんにお話をする機会がありました。いつものように、2次性徴の体の変化について、勝手に変わる自分の体に子どもは大変不安感を持っていること、性器をさわることを決して叱ったり、禁止したりしてはいけないなどと話しをしました。終わってから一人のお母さんが「先生、私、息子がうつ伏せになって畳にこすりつけるのでいつもいつも叱りつけていたんです。どうしよう。」と言うのです。本当に子どもに申し訳ないことをしたと後悔されていました。私は「今日、お母さんはおちんちんの勉強をしてきたの。それでおちんちんがとても大事だって分かったの。今までよく叱っていたけどゴメンね。お母さんは女だからおちんちんのことはよく知らなかったの。」と息子さんにきちんと謝ったらどうでしょう、そうすれば息子さんも分かることでしょう、と話しました。息子さんは障害児学級の小学4年生です。こんな風に子どもと率直に話せることが大切なんだろうな、と一緒に考えながら私も改めて思いました。(N)

2008年 3月 11日 [火曜日]
第1日目の分科会も第2日目の講演会も大変好評でした。
全国から一人ふたりと参加してくださった貴重な方たちの集まりでした。
参加者はどなたも障害児の発達のために、幸せな生活のために、性教育が大切と大きな確信を持って帰られた事と思います。
2日目の感想を少し紹介いたします。

七生養護学校元校長 金崎満氏の特別報告
・すばらしい校長先生、自分も一緒に働きたかった。
・改めてこの裁判の意義がわかった。
・信じられない攻撃の中でも、失ってはいけないものを知ることができた。
・改めてこの問題を考えた。こんな校長がいたら職員は安心できますね。
・広い視野から分析されていてとてもわかりやすかった。

浅井春夫さんの記念講演
・レジメがわかりやすかった。とても力強く中身の濃い内容だっ た。
・支援者として何歳になっても学び続け、自分の行動、他者の行動に敏感であり続けたいと思った。
・何を教えるべきかわかりやすく説かれていたので、とても意識が高まりました。
・自分の考えや実践にこれでいいんだと安心しました。
・内容はもちろん、浅井先生の人柄、話すスキルなどとても魅力を感じました。楽しく聴きました。
・とても興味深く,浅井先生の本をもっと読んだみたい。

2008年 2月 27日 [水曜日]
2月25日東京地裁で「金崎裁判 」の判決がありました。結果は勝訴。
金崎元校長の1ヶ月の停職及び校長から教諭への降任処分を取り消す命令を下しました。
弁護士は「これは勝訴と言わない、当然というのです。」と話されていました。つまり、悪条件の中で障害児の全面発達のために教師と校長が一体となって努力している教育現場を、悪意を持ってズタズタに踏みにじった東京都教育委員会こそが罰せられるべきという当然な判決なのです。
この裁判の報道が以下の新聞で報道されていますのでご覧ください。
@ 「元養護学校長降格 都教委の懲戒取り消し 東京地裁判決、性教育是非触れず」@東京新聞
   http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008022690071255.html

A「性教育巡り養護学校長不当処分 都に取り消し命令 東京地裁」@しんぶん赤旗(2/26)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-02-26/2008022601_04_0.html

B「都立七生養護学校の不適切性教育訴訟:元校長の処分取り消し判決−−地裁 /東京」@毎日新聞都内版
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20080226ddlk13040295000c.html

 皆さんへお願い
都教委に控訴をするな、の要請をしてください。
宛先  東京都教育庁総務部教育情報課
〒 163−8001 東京都新宿区西新宿2−8−1
でんわ 03−5320−6731
FAX  03−5388−1726
   Eメール  S900004@section.metoro.tokyo.jp
 2週間以内(早ければ早いほど良いのです)に、要請をお願いします。

2008年 2月 21日 [木曜日]
宿泊の申し込みは締め切りましたが、通いの参加は十分に余裕があります。いまからでも大丈夫ですのでこのHP(緑の扉)でお申し込みください。
いったい障害児の性って何なの?と少しでも興味のある方は迷わず参加されてみてください。期待した以上に楽しい会です。何だかすごく明るい気持ちになって、子どもたちが愛おしくなって帰られることと思います。
当日参加も受け付けますので、どうぞお誘い合わせていらしてください。

障害児サークルで今お薦めの2冊の本を紹介します。
グニラ・ガーラント著「自閉症者が語る人間関係と性」東京書籍 1800円+税
グニラ・ガーラントさんはスウェーデンの方です。性に関しては日本と違って大変活発な活動がされている国です。彼女ご自身が自閉症者としてずーっと人間関係に苦しんでこられましたが、今回は「自閉症者の人間関係と性」について様々な事例を挙げて研究をまとめられました。自閉症者は実は多様な性を持つ方が多いこと、人間関係を求めて悪戦苦闘すること、また様々な誤解を生む行動などなどが書かれています。今一番進んでいる「障害者の性」を書いた本と思います。
もう一冊は茂木俊彦著「障害児教育を考える」岩波新書 700円+税
茂木俊彦氏といえば押しも押されもしない日本の障害児教育研究の第1人者です。障害の見方、発達保障のこと、そして特別支援教育のあり方など、この40年ほどの日本の障害児教育をめぐる動向を国際的見地から展望を持つように纏めていらっしゃいます。これも今ホットな本です。ぜひこの2冊の本を読んで障害者の性、そして人権について考えてみましょう。グニラ・ガーラント著「自閉症者が語る人間関係と性」はセミナーでも販売します。 

2008年 2月 3日 [日曜日]
今日は東京は大雪です。雪合戦ができるほどの雪です。

さて3月のセミナーもあと1ヶ月に迫って参りました。
宿泊と夕食交流会はもう少し枠があります。
2月14日でお申し込みを締め切りますので、どうぞお早くお申し込みください。
埼玉近県の方で通いの方はその後でも前日まで受け付けます。
どうぞお誘い合わせてご参加ください。

さて、障害児の性教育というとどうしても禁止が先に来てしまいますが、
「せっかく生まれてきたのなら、障害児も健常と言われる若者たちのようにデートをさせてあげたい」とがんばっているお母さんたちがいらっしゃいます。養護学校高等部の若者たちのグループ活動です。彼らがカラオケで歌っている部屋の隅っこでなんの口出しもせずにほとんど影のように付き添っていたり・・・。こんな活動をどんどん保障してあげたいですね。

2008年 1月 23日 [水曜日]

第13回障害児性教育セミナーはあと一ヶ月に迫って参りました。
今年は3月1日2日に埼玉県県民活動総合センターで開かれます。
名古屋と1年交替で開催していますが、今年はぜひぜひ関東の方に参加していただき
たいと思います。
第1,第2,第3分科会ともステキな実践を用意しています。

先日も、おちんちんや女の子のからだを触りまくって教師が途方に暮れてしまう中学生の男の子に対して「性教育をやるっきゃない」と、頑張って先生が授業をしたところ、一遍にまじめな紳士に変身し、同時にオーム返しもなくなって会話が成立するようになったそうです。性教育の威力ってすごいですね、と知らせてきました。
性教育は子どものこころをつかむのです。
難しいことばで「子どもの発達要求に応える教育」とも言います。
忙しい中、無理して行ったけど本当に行って良かったと思っていただける学習会で
す。性教育なんて「そんなのかんけいねー」と思っていらっしゃる方も、一度いらしてください。
お食事はシェフのお薦め料理。宿舎は合宿所ですが美味しいお食事と温かい参加者の交流がホッとするセミナーです。ぜひ是非いらしてください。
折しも、明日は東京地裁での第8回「ここから裁判」の公判日。
あの七生養護学校への攻撃の真実はこのセミナーで明らかになります。
宿泊は1月で一旦閉めますので、宿泊希望の方のお申し込みは1月中にお願いします。永野

Copyright ©  性教協障害児サークル All Rights Reserved