性教協障害児サークルHP
人間と性教育研究協議会障害児サークル ”障害”のある人々(障がい児・者)は従来、性的存在と考えられていませんでした。
 しかし、人間が性的存在である限り”障害”のある人々も性的存在であることは当然です。
 ”障害”のある人々の性を人権・共生の視点で考えようと「性教協障がい児サークル」は1996年3月、”人間と性” 教育研究協議会(略称性教協)51番目のサークルとして誕生しました。
 私達は、障がい児・者の健やかな発達と幸せな人生を願う多くの父母、教師、職員そして障がい者本人たちとともに実践と研究を重ねて、今年13年目を迎えております。今、ますます障がい児・者の性について関心が高まっております。
 より多くの人に”障害”のある人々のセクシュアリティを考えていただく場になることを期待して、活動紹介、入会のお誘いをいたします。

サークル近況


2010年 2月 2日 [火曜日]
障害児性教育セミナーin堺まで、あと3週間余りとなりました。なんと、すでに参加申し込みが100名を超えました!!!

記念講演の木全さんも、すでに気合いの入ったプレゼン資料を用意してくれていますし、各分科会の準備も熱が入ってきています。参加しようか迷っているかたも、今すぐ、このページからお申込み下さい!

この勢いでいくと、もしかすると当日受付ができなくなる可能性もあります。参加されるかたは、お早めにお申し込みお願いします!
(nao-kun)

2009年 11月 1日 [日曜日]
「第15回障害児性教育セミナーin堺」のお知らせを掲載しました。
大阪は堺市にて2010年2月21日(日)の開催です。
HPからの申し込み受付も開始しました。
詳しくは左(←)のバナーからお入りください。

また、「季刊SEXUALITY43号」は「障害のある人たち」を特集しています。左のバナーからも購読申し込みができます。(左バナーからの申し込みは年間購読のみです。43号のみの申し込みはできません。ぜひ年間購読をおすすめします。)
43号のみほしい方は当HPの「お問い合わせ」からご連絡ください。
(HP管理者)

2009年 9月 22日 [火曜日]
「障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》」を「会員ブログ」に追加しました。

『障がいを持った人たちの豊かな生活を支援していくためには、「生」の根本である「性」について学ぶことが大切です。でも一人では取り組みにくいし、だれに相談すればいいのかわからない・・・そんな支援者・家族・現場の声にお応えするために、《ゆいの会》という学習会を開くことにしました。気軽な情報交換からケース・スタディーまで、参加者のニーズに応える実践的な学びの場づくりに、ぜひあなたも一度参加してみませんか。』(《ゆいの会》ブログより)

「あねごnoめんたるブランコ」ともどもよろしくお願いします。
(HP管理者)

2009年 8月 4日 [火曜日]
熊本で行われていた性教協全国セミナーに行ってきました。
1日目、子どもたちによる超感動的な演劇で始まり、適確な情勢分析のなされた基調報告。そして、フォトジャーナリストの郡山総一郎さんによる講演「戦争の後に生まれてくるもの」。内戦後のカンボジアのたくさんの写真を通して、戦争は戦争中だけではないということを実感。やはり写真の力は大きいです。さらに、多彩なスピーカーによるトーク&トークも行われ、初日だけでも十分満足できる内容でした!
2日目午前は模擬授業。今年の障害児の部は、H支援学校小学部高学年の実践。なによりも色々な葛藤をしながらも「集団」で授業を作り上げたという経過がよく見えたのが素晴しかったです。
午後は分科会。今年の障害児の部は、「人生に丸ごと付き合う」と題された卒業生に事例を中心とした報告。結局どんなケースでも「人生には性が関わる」という言葉が印象的でした。
3日目は、七生養護事件の弁護団の事務局長の中川さんと代表幹事の関口さんによる理論講座。どちらも時代の本質をつく、意味深い内容でした。
来年は、石川での開催です。現地実行委員からは、すでに障害児サークルに協力要請が届いています! みなさん、来年は、金沢に行く準備をしておきましょう!       (Nao-kun)

2009年 7月 28日 [火曜日]
セクシュアリティ42号が発行されました。今回は「性と生のデータ集U」ということで、19号以来4年ぶりのデータ集です。色々な「データ」と、それぞれの執筆者の「解釈」が並んでいますが、なかなか資料的な価値の高いものばかりです。二次性徴から「高齢者の性」まで、幅広く網羅されているのも嬉しいです。数字はウソをつきませんので、それぞれ、じっくりデータを読んで、自分なりの「解釈」をつけて見るのもいいかもしれませんね。

データから見る障害児・者の「自慰」「性犯罪」という拙稿も載っております。ページ数が限られていましたので、かなり言葉足らずな文章ではありますが、私なりのオリジナリティのある「解釈」はできたかと思います。それぞれデータを見て、オリジナルな解釈をしながら、ご批判もいただければ幸いです。

次号は「障害児者の性と生」特集号です。なんと、1冊まるまる障害児・者の性と生にまつわる記事になります。そんなワケで、季刊セクシュアリティは定期購読がオススメです。まだ、定期購読をされていない方は、左上のリンクから「“人間と性”教育研究協議会」のHPに移動し、ぜひ定期購読の手続きを! (Nao-kun)

2009年 6月 21日 [日曜日]
上野千鶴子をして「ジェンダーを男から学ぶなんてまっぴらごめん。でも、この本は別だ。」とまで言わしめた加藤秀一『知らないと恥ずかしいジェンダー入門』(朝日新聞出版,2006)を読みました。本の帯には、上野千鶴子が、「ジェンダーやジェンダー・フリーについて生半可な知識をふりまわしている人たちには、この本を勉強してから出直してきてもらいたい」と書いているのですが、これはまさに私自身にも向けられているメッセージのようにも感じて、ついつい挑発に乗って、読破してしまいました。
「広く」「深く」ジェンダーについての解説をしていながら、簡潔でわかりやすいという、読み手にとっては最高の書きっぷりということが、まずはよかったです。
「性別二元論」という、乗り越えなくてはいけないけれど、理論的にどう乗り越えればいいかわからずにいたテーマについても、明快に述べていて、長年の悩みが解消された気分にもなりました。
そして、まがりなりにも「セクシュアリティ教育」に取り組んでいる人間としては、「ジェンダー」と「セクシュアリティ」の関係も、明確にしてくれていて、これもありがたかったです。
七生事件に関する記述も、明瞭かつ爽快。気持ちよかったです!
そんなワケで、この本は、性教育関係者だけではなく、ホントにみなさんに読んでいただき、考えていただきたい本だと思いました。ぜひ、ご一読を! (Nao-kun)

2009年 4月 10日 [金曜日]
昨日4月9日(木)、金崎裁判高裁の判決がありました。
結果は「本件の控訴を棄却する」ということで全面勝利でした。
高裁の判決というのは、一審判決の文章に書き加えるようにできているものだそうで、今回の高裁判決は、一審判決より養護学校の情緒障害児学級の状況がさらに詳しく書き加えられていて、如何に東京都が卑劣な攻撃をしたかが分かる内容になっています。
「被控訴人(註、金崎さんのこと)が不適正な学級編成をしたという事実は認められず、・・・本件懲戒処分は重きに失し、社会通念上著しく妥当性を欠いて裁量権を濫用して発せられた違法なものであり、本件分限処分(註、校長から教諭に降格したこと)は、一部根拠のない事実を前提とし、・・・裁量権の行使を誤った結果発せられた違法なものである。」と大変明快です。
また、東京都側の証人(元教頭)の証言については全く信頼できないと糾弾しています。
全くの全面勝利です。
元もと、東京都のねつ造による処分ですので、当たり前と言えば当たり前な判決ですが、桜満開の東京で本当にうれしい判決でした。
金崎処分には性教育はその理由に入っていませんが、攻撃の発端は性教育です。
判決後の報告集会では、金崎校長はじめ教師達が、困難な子どもたちの教育に、性教育を含めて全力を挙げて取り組んでいた七生養護学校の全貌が改めて浮かび上がってきました。まさにここから裁判と金崎裁判は一体です。
東京都は七生関係では3敗です。東京都はこの判決を謙虚に受け止め、上告せずに直ちに判決に従うように強く願うものです。

2009年 3月 16日 [月曜日]
 3月12日、東京地裁で、七生養護学校への不当な教育弾圧に対する「こころとからだの教育」裁判(略して「ここから裁判」)に対して画期的な判決が下りました。その内容は次のようなものです。
@、 七生養護に踏み込んだ3都議らが自分たちの政治的な主義・信条に基づき七生養護学校の性教育に介入・干渉したことは、旧教育基本法10条1項の「不当な支配」に該当する。
A、 そこにいた東京都の教育委員の指導主事達は、本来「不当な支配」から現場の教師を守る保護義務があるのにそれを怠ったため、保護義務違反である。
B、 「厳重注意」は一種の制裁的行為であり、教育の現場を萎縮させた。
この判決の中で性教育について「性教育は、教授法に関する研究の歴史も浅く、創意工夫を重ねながら、実践実例が蓄積されて教授法が発展していくという面があり教育内容の適否を短期間のうちに判定するのは、容易ではない。」と教育の創造性や自由を認め、教員の制裁的取り扱いに対して厳しく批判をしています。

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