6月1日〜13日の予定で、京都の山本宣治研究家の小田切明徳さんたちと「山本宣治の性教育の源流をたどる旅」ということで、英・独の2カ国へ行ってきます。
山本宣治が生きていたら会いたかったであろう、イギリスのハブェロック・エリス(性科学者で、あらゆる分野での博学者。「性の心理学」を著す)とドイツのイワン・ブロッホ(「性科学の父」と呼ばれた)やマグナス・ヒルシュフェルト(「SEXのアインシュタイン」と呼ばれた)などのゆかりの地を山本宣治に成り代わって訪ねるという旅です。
不二出版の復刻版の「産児調節評論」や「性と社会」を見る(まだ見ているだけ)と、当時山本宣治が訳した文章そのものが載っています(復刻版ですから当たり前ですが・・・)。
なんだか1925年、26年にタイムスリップしたような感じです。
ドイツでは第1次世界大戦後、学問・出版の自由が保障されて、爆発的に性科学が進み、世界をリードしました。しかし、ナチスドイツの台頭とともに焚書(1933年)などの大弾圧を受けて、性科学者も亡命したりします。ヒルシュフェルトはフランスに亡命しニースで死亡。「戦争の生物学」の著者、反戦の生物学者ジョージ・ニコライはアルゼンチンで寂しく死んでいる。殺された人もいることでしょう。やっぱり、今の日本と似ています。ナチスに相応する靖国派・・・です。
登場人物は私にとっては初めて聞く人ばかりで、名前を覚えるだけでも大変です。でも山本宣治の代わりに行くのは身に余る光栄!!です。
のんびり、ゆっくり行ってきますね。
永野