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2007年08月の近況バックナンバー


2007年 8月 18日 [土]
障害児の生活保障、発達保障の場として寄宿舎は大切な役割を担っています。8月11日付けの東京新聞夕刊に「都障害児学校で段階廃止へ 自立の寄宿舎奪わないで」の記事が載っていました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007081102040416.html

まこと

2007年 8月 17日 [金]
コミック「だいすき!!」をご存じですか?
知的障害者の柚子(ゆず)とその娘・ひまわりの物語です。講談社発行で今5巻目になっています。
私はこの頃、機会あるごとにこの本の紹介をしています。
といいますのは、私を呼んで「障害児の性教育」を学ぼうとする方たちが、実を言えば、障害者の結婚なんて考えてもいないからです。
「巷では、障害者関係でない人がこんなにも真剣に知的障害者の結婚、子育てを考えて、コミックに描いている人もいるんですよ。障害者関係者の知らないところで、障害者の結婚子育ては今や日本社会の文化の重要なテーマになっています。」と。
実際、障害者関係社会の方が、障害者に対して偏見がある場合もあります。
障害児教育においては、性教育の授業で男女交際を教えていながら、彼らが本当につきあい始めたらあわてて引き裂こうとする矛盾したことが起きたりします。
障害児関係者に真剣に障害児たちの生と性をサポートする考えを持って頂くためには、こうした本が出版されていること自体が大変意義あることだと、この頃私が思うようになったからです。
この本がもしかしたら彼らの人生を現実のものにする力を持っているのではないかとこの頃思います。つまり彼らの未来を切り開く、と言うことです。
主人公の柚子やひまわりを取り巻く人たちのやさしさなど、現実では??と思うこともありますが、改めて考えると「こうした優しさがなくては障害者たちは安心して暮らしていけないでしょう」という重要なテーマを投げかけていると思うからです。弱者に対しても平気で「自己責任」という言葉が浴びせられて、障害児・者の性についても否定的にしか考えられない日本社会に、この本は実は大変重要なテーマを示していると思います。永野。

2007年 8月 11日 [土]

毎日暑い日が続きます。
 7月末から性教協夏のセミナーをはじめとして研究会のはしごをしてきました。どこもこの暑さに負けず、教育への思いが熱く語られました。
その中でもやはり印象的なことは障害者本人から自分たちの願いを語ってもらうことです。ある研究会では、脳性麻痺のKさんと結婚にむけて準備中の知的障害者RさんとTさんのカップルが発表されました。
Kさんは性欲のある自分にたじろぎつつ、自分のからだを良きものと感じ、人との関係を自分らしくつくる紆余曲折を話されました。
RさんとTさんはふたりのこれまでと今の思いをきちんと語ってくれました。高校時代の二人の中を引き裂く様々な”指導”は今もどこの養護学校にもある現実です。彼らはこうした迫害にもかかわらず愛を貫いてきました。そこには知的障害者の恋愛に理解ある通勤寮やグループホームでの支援があったからです。きちんとした支援さえあれば知的障害者たちも幸せに結婚できる、という確信を得られた研究会でした。勿論全国には知的障害者の結婚を支援しているところもありますが、ごくごく少数です。こうしたカップルが日本全国どこにもいて、ハッピーな自分たちの生活を語る時代が早くきてほしいものだと思いました。(永野)

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