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先日金沢市の古本屋で、谷川俊太郎詩集「はだか」を見つけて買いました。筑摩書房。たぶんそうだろうと思って買いましたが思った通り、この本は性に満ちあふれています。「ぼくもういかなきゃなんない」で始まる「さようなら」は親離れの詩。「ぼくはきっとうそをつくだろう」で始まる「うそ」は障害児の“虚言”といわれるものが実は“願い”であることと相通じる。「おじいちゃん」の詩にはおとしよりの生と性が。「き」という詩には「からだはしゃつのしたでごつごつしたみきにかわっている」と書かれ、2次性徴の体の変化が目に浮かぶ。「はだか」は「ひるまきゅうにはだかになりたくなった」で、はだかになる。「むかしむかし」は人間がずーっといのちをつないできたこと。「きみ」は恋愛。「だれかがなにかをかくしている」で始まる「ひみつ」は本当にステキな詩。「ひみつ」こそ性でしょう。「ひとり」は思春期の葛藤、悩み。「すいっち」は障害児や障害者が言いたいことばの代弁。この本を読むと、自然に、優しく、性は生きていることそのものであることが分かります。それなのにどうして性教育に攻撃があるのでしょうか?攻撃する人はこの本を読んでほしいと思います。性に対してとまどいのある人もこの本を読んでください。永野。
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