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2008年08月の近況バックナンバー


2008年 8月 30日 [土]
「性器の名前についてお尋ねします。」と質問が寄せられました。「中学校の障害児学級で性器の名前を教えるのにどうしたらよいのか悩みました。ペニス、ワギナも分かりづらい名前と思い、「男性の性器」「女性の性器」と教えたのですがそれで良かったでしょうか?一般にはどういう名前で教えているのでしょうか?何か良い名前があれば教えて下さい」というものです。皆さんはどういう名前で教えていますか?
 「男性の性器」「女性の性器」では何となく名無しの権兵衛という感じです。やはりきちんと名前を教えるべきと思います。もちろんペニス、ワギナは正しい名前です。もう中学生ですのでペニス、ワギナも真剣に、また誇りを持って覚えること思います。しかし、もう少し言いやすい性器の名前があると良いです。男の子の性器の名前はおちんちんがありますが、女の子の性器の名前は困ります。私も以前、子どもに聞いたところ「おまた」と言ってくれたのでしばらく「おまた」を使っていました。しかし今はおちんちん、おちょんちょんと教えています。これは福音館書店の絵本「おんなのこってなあに?おとこのこってなあに?」で使われている子ども用の可愛い性器の名前です。おちょんちょんは日本ではローカルに使われている名前です。おちんちん、おちょんちょんを使うと中学生でも性教育のハードルが低くなって、とても親しみやすく楽しく学習できます。特に自閉症の子なども分かりやすい名前で嬉しそうに学びます。「もう中学生なんだからおちんちんなんて言わないよ。」と言う男の子が「ぼくは男の子なのでペニスがあります。」とペニスと書きながら、「女の子はおちょんちょんがあります。」と女の子にはやさしい言葉のおちょんちょんと書いたりするのも面白いものです。このようにどの子も言いやすい性器の名前をきちんと教えることが大切と思います。
「どうして性器の名前を教えるのか」ですって?勿論体の部位はどこにも名前があって当たり前です。考えてみれば体の中で一番さわったり拭いたりしてお世話になるところです。それに清潔にしなくてはならない大切なところですから名前がない方がおかしい。性器は人間が産まれたとき一番最初に見られて、女か男かの性別が決められる重要な部位です。自分の性を確かめるために性器の名前が必要なのです。おちんちん、おちょんちょんで性自認ができる事は自己自認の重要なテーマの1つで人格形成の基本です。それに被害にあったとき、きちんと言えるためにも必要と思います。

2008年 8月 25日 [月]
はじめまして。私、徳島の肝っ玉母さんです。これから時々障害児と性についてお話しさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 我が家の長男が中学2年の時に自立生活のハンドブックで性について書かれているのが有り、お借りした時に自慰の仕方をコピーさせて貰いました。

それを長男に見せた所、「ん?・・・」と言いながら手に取り見入っていました。

その資料には、自慰の前に身体を清潔にし手を洗ってから自分の部屋などに行き行う事。また、終わったらテッシュを使う事。もし下着が汚れたらチャンと洗濯に出す事などのアドバイスが書いて有りました。

私は、自慰を行う事は悪い事ではなくむしろ自然な事なんだよって子どもに話し手渡せた事を嬉しく思いました。

今、長男は自慰について恥らう事なく楽しそうに「僕、癒されたよ〜!」と言って二階の自分の部屋から満足そうに降りて来ます。(笑) 

2008年 8月 16日 [土]
私は、和歌山での全障研大会に参加してきました。
レポート報告の中で妊娠中の先生がご自分のお腹を子どもたちに触らせて、命の響きを伝えたということがありました。
世間の反性教育の風が強い中で、セミナー毎にすてきな実践が出てくるのは、性教育そのものの大切さ、素晴らしさ、子どもたちを思う先生方の熱意でしょうね。

私もみなさんの熱意に負けないように、もっともっと楽しみます。(あねご)

2008年 8月 13日 [水]
8月1/2/3日と名古屋市で開催された、性教協第27回夏期セミナーは成功裏に終わることができました。参加者は890名余。
開会セレモニーの中村一座の演劇「好きスキすき」は大成功でした。70才の元養護学校校長夫妻の登場で始まり、その校長夫妻の会話がナレーター役を務める劇の構成は分かりやすいものでした。各場面では「バトミントンの距離くらい(男女は)離れろ」
「好きになる気持ちを取り上げないで」「俺らラブラブになったらどうしたらいいんや」などのキーワードが出てきます。(季刊誌 SEXUALITY36号参照)。
 舞台では若者たちの演技が実に堂々としていました。「あいちゃーん(だったかな?)」と彼女の名を呼んで舞台いっぱいに走るダウンの子などは恋愛真っ最中の姿。迫真の演技というか、実際そのままというか。思わず拍手を送る熱演でした。どの子もみ
んなそんな感じで舞台には幸せ感が満ち満ちてきます。お母さんたちも母親役や黒子役でマイクを持つなど影の応援をしていました。観客の私ははじめは緊張していましたが、すっかり安心して楽しむことができました。
 障害者たちの恋愛を保障しましょう、障害児に性教育をちゃんとしてよ、と思わず叫んでいる私がいましたよ。

障害児サークルが担当する模擬授業、分科会もとても充実して成功でした。
 夜はそば屋で全国の仲間と美味しい夕食を食べ、交流も素敵でした。十分満足して帰って来ました。

来年は熊本で会いましょう。(N)

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