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2011年05月の近況バックナンバー


2011年 5月 18日 [水]
第16回障害児性教育セミナーは、2月26日(土)27日(日)の2日間にわたって東京・高尾の森で開かれました。東京でのセミナー開催は、都心に会場が確保でき難い問題や、東京都教育委員会の締め付けによる学校現場の萎縮、自主規制が広がり、性教育実践がすすまない状況が続いていることなど困難や課題が大きくあるのですが、だからこそ取り組み続ける意義もあると考えます。
オープニングは町田市で活動する障害者の団体「とびたつ会」の元気な歌声です。障害を持った若者たちのことばを歌にしていきます。性同一性障害のKさんのバラードは圧巻でした。彼らは平和のこと、障害のこと、社会のこと、そして性についての学習にも取り組んでいます。
仲間たちの、歌う姿に、参加者も自然に笑顔が広がり、時に涙ぐみ、会場全体が満ち足りた空間となっていきました。
基調報告は、「性」をめぐる状況、障害児者の施策など、国内外に視野を広げる内
容の濃いものでした。最後に「必要なのは、子どもたちのニーズに応え、実践に踏み出す『勇気』です。この『勇気』を持つためにこのセミナーが存在します。大いに語り、大いに学びましょう。」と締めくくられました。
全体講演は小渕隆司さんの発達の話。2日目は、「授業をつくる」「生活のなかで」「青年・成人期」の3分科会で熱い話し合いが進みました。
今回は久しぶりの宿泊セミナーで、夕食のあと、交流会を行い、笑いあり、悩みあり、学びあり、楽しい時間を過ごすことができました。宿泊参加者は「中身の濃い会だった、もうこれで満足。」「やっぱりいいよね、ゆっくりいろいろ聞けて」となかなか好評。
これまでのセミナーに比べ参加者数は少なかったのですが、各地から性教育に意欲ある若者が参加して、今後の活躍が期待できる有意義な会でした。来年のセミナーは1月29日(日)大阪堺で行います。この1年、それぞれの地域で「性教育実践」の歩みを進め、又、元気にお会いしましょう!

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